オルソケラトロジー(オサート)

オルソケラトロジー(オサート)とは?

オルソケラトロジーは、夜間寝ている間に矯正用コンタクトレンズを装着することで角膜を凹レンズ化し、日中はレンズを外して裸眼でも視力を維持する、という治療法です。
 オルソケラトロジーによる視力回復法のメリットは、レーシックのように手術をする必要がないため、合併症等の心配がなく、小さな子供から老人まで幅広く治療をすることができるという点です。
オルソケラトロジー,オサート

”オルソケラトロジー””オサート”はどう違うの?

従来のオルソケラトロジーでは治療が及ばなかった強度近視強度乱視にも対応できるよう新たに開発されたのが”オサート”です。オサートの最大のメリットは、従来のオルソケラトロジーでは視力回復が望めなかった重度の近視乱視遠視、さらには老眼にも効果があることです。また、レーザー手術が適さない円錐角膜のような形状の角膜にも対応できます。これは、オサートがオルソケラトロジーと違い、患者一人一人に合わせてオーダーメイドのレンズをデザインしており、視力回復の高い効果と安全性が得られるようになったからです。

オサートの効果と適正

オサート治療を行う三井メディカルクリニックによれば、現在では重度の近視の人でも視力1.5程度まで視力回復ができるようになった、と報告されています。また、4歳から80歳までの年齢の人がオサートによる治療を受けており、レーシックよりさらに幅広い患者層で視力回復の効果をあげています。

オサートのデメリット

しかし、そんなオサートにもデメリットは当然あります。オサートはレーシックと異なり、視力矯正用の特殊レンズの装用をやめてしまうと視力が元に戻ってしまう、という点です。特殊レンズによって癖をつけて視力を回復する方法ですので、やめてしまえば元の視力に戻ってしまうのは当然です。また、視力が安定しにくいというデメリットもあります。特に、最初は日内変動が大きすぎるため、朝の視力が1.0でも家に帰る頃には0.3になってしまう、ということになりかねません。

レーシックとオサート、結局どちらがいいの?

結論からいえば、患者各人の希望次第といったところです。「1度の手術ですぐに視力を回復したい!」とお望みであれば、レーシックイントラレーシックのような角膜を削る手術で視力を回復するのがベストですし、「角膜を削るのは不安…」と心配される方は、オサートによる視力回復を検討してもよいでしょう。
 ちなみに、オサートの治療費は両眼38万円となっていますので、費用だけで比べるとレーシックに軍配が上がります。