フェイキックIOLとは
フェイキックIOLとは?
フェイキックIOLとは、別称:有水晶体眼内レンズともいい、白内障手術を応用した視力回復手術です。白内障治療では白濁した水晶体を取り除きますが、フェイキックIOLはこれを応用し、水晶体をそのまま残し、近視や乱視を治すための眼内レンズを挿入します。

レーシックとはどう違う?
角膜を削って屈折率を矯正するレーシックとは、視力の適応制限・矯正効果・手術時間・費用といった点で大きく異なります。
まず、フェイキックIOLの大きな特徴は、従来のレーシックでは不適応とされていたマイナス10D以上の超高度近視でも視力を回復できる点にあります。さらに、角膜厚不足でレーシックやエピレーシックが受けられない方でも、眼内にレンズを入れる矯正方法なので施術が可能になります。
また、フェイキックIOLは角膜を削らないため、ハロ現象・グレア現象といった光に対する影響が殆どありません。その為、通常のレーシックに比べ視界がクリアだと言われています。
しかし、フェイキックIOLにはメリットがあるばかりではありません。レーシックやイントラレーシックは手術時間が10~20分と、とても短時間となっていますが、フェイキックIOLは片眼の手術で20分程度かかり、数週間の期間を空けて片眼ずつ手術をします。これは、フェイキックIOLの場合、レンズの挿入に角膜を数mm切開する為に縫合が必要になるためです(入院の必要はありません)。
さらに、手術の費用はフェイキックIOLの場合、まだ広く普及していないこともあり、片目で30~50万円の費用がかかってしまします。
「前房型」「後房型」という2種類のレンズ
フェイキックIOLで有名な神奈川クリニック眼科では、角膜と虹彩の間にレンズを挿入する「前房型」と、虹彩と水晶体の間にレンズを挿入する「後房型」という2種類のフェイキックIOLを実施しています。前房型の場合、片方の眼を手術してから1~2週間後にもう片方の手術を行いますが、後房型は両眼同時に手術が可能となります。









